パソコンの画面を拡大・縮小する方法

パソコンの画面を拡大・縮小する方法

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パソコンで作業をしていて、画像や文字が小さくて見づらいと思ったことや、逆に大きすぎて全体を把握しづらいと思ったことはないですか?

今回はそんなときに知っていると役立つ、パソコンの画面を拡大・縮小する方法をご紹介します。

パソコンの画面を拡大・縮小する方法

パソコンの画面を拡大・縮小する方法には、以下のようなものがあります。

  • キーボードとマウスを使う
  • キーボードを使う
  • タッチパッドを使う
  • 拡大鏡を使う

方法1:キーボードとマウスを使う

個人的に一番簡単だと思うのは、キーボードとマウスを使う方法です。[Ctrl]を押しながらマウスホイールを動かすと、ブラウザやWordなど一部ソフトの画面を拡大・縮小できます。

拡大・縮小の操作

方法2:キーボードを使う

一部のソフトは、[Ctrl]+[+]で拡大でき、[Ctrl]+[-]で縮小できます。

拡大の操作
拡大の操作
縮小の操作
縮小の操作

方法3:タッチパッドを使う

タッチパッドがあれば、スマホやタブレットで拡大・縮小するときと同じく、タッチパッド上で2本指間隔広げたり狭めたりすることで一部ソフトの画面を拡大・縮小できます。

拡大の動作
縮小の動作

方法4:拡大鏡を使う

Windowsに標準で搭載されている「拡大鏡」という機能を使うと、画面の一部分を拡大できます。この方法なら、デスクトップの拡大も可能です。

拡大鏡

Windows11の場合、拡大鏡を使うには、まずWindowsキー+[+]で拡大鏡を起動します。

拡大鏡の操作

すると「拡大鏡」が表示されます。

拡大鏡

拡大鏡を起動した状態で画面の拡大表示したい部分にカーソルを合わせ、[Ctrl]+[Alt]を押しながらマウスホイールを動かすと、画面拡大したり大きさ戻せたります。

拡大鏡の操作

拡大鏡を終了させたいときは、Windowsキー+[Esc]を押します。

拡大鏡の操作

なお、拡大鏡には「全画面表示モード」「レンズモード」「固定モード」の3つのモードがあります。違いやモードの切り替え方法は以下のとおりです。

全画面表示モード

全画面表示モードは、画面全体を拡大するモードです。

拡大鏡

ほかのモードから全画面表示モードに切り替えるには、[Ctrl]+[Alt]+[F]を押します。

拡大鏡の操作

レンズモード

レンズモードは、マウスポインターの周辺を拡大するモードです。

拡大鏡

ほかのモードからレンズモードに切り替えるには、[Ctrl]+[Alt]+[L]を押します。

拡大鏡の操作

固定モード

固定モードは、マウスポインター周辺の拡大画面を画面上部に固定して表示するモードです。

拡大鏡

ほかのモードから固定モードに切り替えるには、キーボードの[Ctrl][Alt]+[D]を押します。

拡大鏡の操作

パソコンの画面サイズがおかしいときの対処法

拡大から戻らないなどパソコンの画面サイズがおかしいときは、以下の対処法を試してみてください。

  • F11キーを押す
  • 解像度を推奨設定にする
  • ディスプレイドライバーの更新・再インストールを行う
  • Windowsの更新プログラムをインストールする
  • パソコンを再起動する
  • パソコンを完全シャットダウンする

対処法1:F11キーを押す

アドレスバーやタブ、タスクバーなどが表示されず、メイン画面がモニターいっぱいに表示されている場合、「フルスクリーンモード」になっているため、前述の縮小方法では元に戻せません。元に戻すには、[F11]を押してフルスクリーンモードを解除します。

フルスクリーンモードの操作

対処法2:解像度を推奨設定にする

マルチモニターにしたり、リモートデスクトップを使ったりすると、解像度が勝手に変わってしまうことがあります。この場合、解像度を推奨設定にすることで画面サイズを元に戻せます。

Windows11の場合、解像度を推奨設定にするには、まずWindowsキー+[I]で「設定」を表示し、「ディスプレイ」をクリックします。

Windowsの設定画面

「ディスプレイの解像度」のドロップダウンリストから、末尾に「(推奨)」と書かれているものを選択して完了です。

Windowsの設定画面

対処法3:ディスプレイドライバーの更新・再インストールを行う

ディスプレイドライバーに問題がある場合、更新や再インストールを行うことで画面サイズが元に戻る可能性があります。

Windows11の場合、ディスプレイドライバーを更新・再インストールするには、まずWindowsキー+[X]⇒[M]で「デバイスマネージャー」を表示し、「ディスプレイアダプター」ツリーを開いて対象のディスプレイを右クリックします。

Windowsのデバイスマネージャー

更新する場合は「ドライバーの更新」を選択して完了です。

Windowsのデバイスマネージャー

再インストールする場合は、まず「デバイスのアンインストール」を選択します。

Windowsのデバイスマネージャー

「警告:システムからこのデバイスをアンインストールしようとしています」というメッセージが表示されたら、「このデバイスのドライバーを削除しようとしました」にチェックを付けて「アンインストール」をクリックします。あとはパソコンを再起動すれば再インストール完了です。

Windowsのデバイスマネージャー

対処法4:Windowsの更新プログラムをインストールする

インストールしていない更新プログラムがあれば、インストールしてパソコンを最新の状態にしましょう。そうすることでパソコンの不具合が解消され、画面サイズが元に戻る可能性があります。

Windows11の場合、インストールしていない更新プログラムがあるかどうかは、Windowsキー+[I]で「設定」を表示し、「Windows Update」⇒「更新プログラムのチェック」をクリックすることで確認できます。チェックの結果、インストールしていない更新プログラムがあればインストールしましょう。

Windows Update

対処法5:パソコンを再起動する

パソコンを再起動すると、パソコンの不具合が解消されて画面サイズが元に戻る可能性があります。

再起動するには、電源オプションの「再起動」をクリックします。

Windowsの再起動

対処法6:パソコンを完全シャットダウンする

パソコンのシステム情報を保持せずに電源を落とす「完全シャットダウン」を行うと、再起動では解消されなかったパソコンの不具合が解消されて画面サイズが元に戻る可能性があります。

完全シャットダウンを行うには、電源オプションの「シャットダウン」を[Shift]を押しながらクリックします。

パソコンのデフォルトの表示サイズを大きくする方法

パソコンの表示が全体的に小さいと感じる場合、いちいち手動で拡大するのは手間なので、いっそのことデフォルトの表示サイズを大きくしましょう。

Windows11の場合、デフォルトの表示サイズを大きくするには、まずWindowsキー+[I]で「設定」を表示し、「ディスプレイ」をクリックします。

Windowsの設定画面

「拡大/縮小」のドロップダウンリストから、現在の設定値より大きい値を選択すれば完了です。

Windowsの設定画面

まとめ

今回は、パソコンの画面を拡大・縮小する方法をご紹介しました。

パソコンの画面を拡大・縮小したいときは、[Ctrl]を押しながらマウスホイールを動かす方法が簡単でおすすめです。ほかにもいくつか方法がありますので、ご自身のやりやすい方法で拡大・縮小してみてくださいね。