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パソコンに飲み物をこぼすなどしてパソコンが水没すると、突然電源が切れてしまったり、電源をつけようとしてもつかなかったりします。
データのバックアップを取っていない場合や、借り物のパソコンの場合、電源がつかないとかなり焦ってしまいますよね。
そこで今回は、パソコンに水をこぼして電源がつかないときの対処法をご紹介します。
パソコンに水をこぼしたら電源を切るのが鉄則!
パソコンの電源がオフのときに水をこぼした場合は「電源をつけない」のが、パソコンの電源がついているときに水をこぼした場合は「電源を切る」のが鉄則。
水に濡れた状態で通電すると、ショートしてしまったり、ショート範囲が広がってしまったりするため、電源がつかないからと言って何度も電源ボタンを押すのは絶対にやってはいけない行為です。
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電源メニューを開けない場合は電源ボタン長押しによる強制シャットダウンでもOKです!とにかくすばやく電源を切りましょう!
パソコンに水をこぼして電源がつかない場合は修理に出すのが基本
パソコンに水をこぼして電源がつかない場合、基本的にパーツの洗浄や交換が必要となるため、自力で直すことはできません。下手にあれこれ試すとかえって状況を悪化させる可能性があるので、速やかに修理を依頼しましょう。
パソコンを修理に出す場合は以下の記事を参考にしてみてください。おすすめの修理業者や、修理に出す際の注意店などをご紹介しています。
パソコンに水をこぼして電源がつかない場合の修理代の目安
パソコンに水をこぼして電源がつかない場合の修理代の目安は以下のとおりです。
- パーツ洗浄:5,500円~
- パーツ交換:2,200円~
- パーツ代:都度見積もり
- データ復旧:80,000円~
パーツ洗浄のみで済む場合は比較的安く、パーツ交換が必要な場合はパーツの点数が多いほど高額になります。パーツ代はマザーボードだと4,000円~30,000円程度です。
データ復旧の場合は安くても80,000円程度かかるでしょう。重症度や復旧する容量によっては20万円以上請求される場合もあります。
また、依頼する業者によっては上記の料金に診断料などもプラスされます。
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ちなみに、パソコンの保証期間内であっても、水没による破損は保証されないケースが多いです。
パソコンを修理に出す前にやっておくべきこと
修理業者にパソコンを見てもらうまでに余裕があれば、以下の3点を行いましょう。
- 電源アダプターやバッテリーを取り外す
- 乾いた布で水気を拭き取る
- タオルの上で乾燥させる
電源アダプターやバッテリーを取り外す
電源を切っても電源アダプターやバッテリーがつながったままだと絶対に通電しないとは言い切れません。電源を切ったら、電源アダプターやバッテリーを取り外しましょう。
ただし、バッテリーが取り外せないタイプのパソコンもあります。そういったタイプは電源アダプターを取り外すだけでOKです。
乾いた布で水気を拭き取る
電源アダプターやバッテリーを取り外したら、見える範囲で構わないので、乾いた布で水気を拭き取りましょう。
タオルの上で乾燥させる
水気を拭き取ったら、パソコンを逆さまにして乾いたタオルの上にしばらく放置しておきましょう。そうすることでキーボードの隙間に入り込んだ水分が自然と抜けていきます。
パソコンに水をこぼしたときにやってはいけないNG行動
パソコンに水をこぼしたとき、以下の3点は絶対にやってはいけません。状況を悪化させる原因になるので注意しましょう。
- 電源をつける
- ドライヤーをあてる
- パソコンを分解する
電源をつける
はじめにお伝えしたとおり、パソコンが水に濡れた状態で電源をつけるのはショートの原因になるので、絶対にやめましょう。
ドライヤーをあてる
ドライヤーを使えば早く乾燥させられそうですが、パソコンは熱に弱いので温風を送ることは故障の原因になります。
だからと言って冷風なら安全というわけではありません。ジュースやコーヒーなど水以外のものをこぼした場合、冷風を送ることで不純物がパーツにこびりついて取れなくなることがあります。
温風にしろ冷風にしろパソコンにとって良いものではありません。時間はかかりますが自然乾燥に徹しましょう。
パソコンを分解する
パソコンを分解して内部の水分を拭き取ろうとする人もいますが、パソコンを分解すると水分を拭き取る際にパーツを傷つけてしまうことや、メーカーの保証対象外になってしまうことがあります。リスクが大きいのでやめておきましょう。
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パソコンの分解やパーツの洗浄はプロでも特殊な道具を必要とするほど難しい作業です。素人が簡単にできるものではありません。
パソコンが水没したらバレる!隠さず正直に申告しよう
会社のパソコンや、借り物のパソコンを水没させてしまった場合は、上司や借りた相手に素直に状況を説明し、そのうえで対応を決めましょう。
黙っていても、パソコンを修理に出されれば診断結果から水没が原因であることが簡単にバレます。
まとめ
今回は、パソコンに水をこぼして電源がつかないときの対処法をご紹介しました。
パソコンに水をこぼしてしまったら、電源をつけないこと、電源がついている場合はただちに消すことが重要です。電源がつかないからと言って何度も電源ボタンを押すと、よりパソコンにダメージを与えてしまうのでご注意を。
水没によって電源がつかない状態からパソコンを直すには、プロの助けが必要です。電源を切ったら、あとのことは修理業者に任せましょう。ただし、会社のパソコンや借り物のパソコンの場合は、上司や借りた相手に相談したうえで対応を決めてください。