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パソコンはメーカーによって価格やデザインが異なるだけでなく、機能やサポート体制などもにも違いがあるため、実際に使ってみると不満が出てくることも。
これからパソコンを購入しようとしている方は、こうした失敗を避けるためにも、パソコンメーカーの特徴を把握し、自分に最適なメーカーを選べるようになることが重要です。
そこで今回は、主要パソコンメーカーの特徴をわかりやすく解説します。
国内パソコンメーカーの特徴
国内パソコンメーカーとは、設計から製造まで日本国内でおこなっているメーカーのことです。
上記のような“純国産”と言えるパソコンメーカーは「パナソニック」と「VAIO」の2社だけですが、ここでは日本に本社を置くメーカーも国内パソコンメーカーとしてご紹介します。
- NEC
- 富士通
- Dynabook
- パナソニック
- VAIO
- ドスパラ
- パソコン工房
- マウスコンピューター
NEC
NEC(NECパーソナルコンピュータ株式会社)は東京都に本社を置く企業で、「LAVIE」などのパソコンブランドを展開しています。
NECのパソコンは、初期アプリが豊富なことや操作がわかりやすいこと、サポートの手厚さなどから、初心者や高齢者に人気です。販売店が多く、地方の小さな電気店でも取り扱われていたりするため、実機を確認してから購入したい方にもおすすめです。
富士通
富士通(富士通クライアントコンピューティング株式会社)は神奈川県に本社を置く企業で、「FMV」などのパソコンブランドを展開しています。
富士通のパソコンは、セキュリティソフトが3年間無償なので初心者でも安心して使えます。またキーボードの打ち心地の良さに定評があり、文字入力作業がメインのユーザーから高い支持を得ています。
Dynabook
Dynabook(Dynabook株式会社、旧東芝)は東京都に本社を置く企業で、「dynabook」などのパソコンブランドを展開しています。dynabookは1989年に発売開始された世界初のノートパソコンであり、ブランドとしては30年以上の歴史があります。
Dynabookのパソコンは軽量・スリム・ロングバッテリーのため、持ち歩く機会の多いビジネスパーソンや大学生に人気です。また東芝時代からのノウハウが品質管理に活かされており、初心者でも安心して使えます。
パナソニック【純国産】
パナソニック(パナソニック コネクト株式会社)は東京都に本社を置く企業で、「Let’s note」などのパソコンブランドを展開しています。
パナソニックのパソコンは、出張や外回りの多いビジネスパーソンをターゲットとしており、堅牢性・サイズ感・バッテリーの持ち、すべてにおいて優秀です。さらに周囲をくるくるなぞるだけでスムーズにスクロールできる円形のタッチパッドが搭載されており、マウスが使えない場所でも作業しやすくなっています。
VAIO【純国産】
VAIO(VAIO株式会社)は長野県に本社を置く企業で、「VAIO」などのパソコンブランドを展開しています。
VAIOのパソコンは、本社工場で一貫生産される“純国産”の安心感と、実用性を兼ね備えたスタイリッシュなデザインが特徴的。国内メーカー志向の人や、デザインを重視する人に好まれています。
ドスパラ
ドスパラ(株式会社サードウェーブ)は東京都に本社を置く企業で、「GALLERIA」「raytrek」などのパソコンブランドを展開しています。
ドスパラのパソコンは、ゲーミングPC「GALLERIA」の評価が高く、プロゲーマーからも多くの支持を集めています。また即日出荷や翌日出荷が可能なモデルが豊富で、「今すぐパソコンが必要」というニーズにも強いです。
パソコン工房
パソコン工房(株式会社ユニットコム)は大阪府に本社を置く企業で、「STYLE∞」「LEVEL∞」「SENSE∞」などのパソコンブランドを展開しています。
パソコン工房のパソコンは、カスタマイズ性の高さやコスパの高さが人気です。中古パソコンやPCパーツの取り扱いもあるため、新品にこだわらない人や自作PCに興味がある中級者以上にも選ばれています。
マウスコンピューター
マウスコンピューター(株式会社マウスコンピューター)は東京都に本社を置く企業で、「mouse」「DAIV」「NEXTGEAR」などのパソコンブランドを展開しています。
マウスコンピューターのパソコンは用途別に明確にブランド分けされており、初心者でもパソコン選びで失敗しにくいです。また3年間の無償保証と24時間365日の電話サポートが標準付帯されているため、万が一のときも安心です。
マウスコンピューターについては以下の記事でも詳しく紹介していますので、興味のある方はぜひあわせてご覧ください。
海外パソコンメーカーの特徴
海外パソコンメーカーとは、経営拠点が海外にある、グローバルに製造・販売をおこなっているパソコンメーカーのことです。
- レノボ
- HP
- Dell
- ASUS
- Acer
- Microsoft
- Apple
レノボ
レノボ(Lenovo Corporation)は中国に本社を置く企業で、「ThinkPad」「IdeaPad」「Legion」などのパソコンブランドを展開しています。
レノボのパソコンは種類や価格帯が豊富なため、ニーズに合った一台を選べるのが特徴です。またThinkPadのキーボードには手を離さずにマウス操作がおこなえる「トラックポイント」と呼ばれる赤ポチがあり、マウスを使えない場所で作業する人や、手の動きを最小限にしたい人に人気です。
HP
HP(Hewlett-Packard Company)はアメリカに本社を置く企業で、「Pavilion」「HP」「OMEN」などのパソコンブランドを展開しています、
HPのパソコンはデザイン性が高く、シンプルで高級感があります。カラーは他社では少ないホワイト系が多め。性能に対して価格が安いという特徴もあるため、女性やライトユーザーに愛用者が多いです。
Dell
Dell(Dell Technologies)はアメリカに本社を置く企業で、「Inspiron」「XPS」「Alienware」などのパソコンブランドを展開しています。
Dellのパソコンは、一部のラインナップにAI機能が搭載されているなど先進的。また高性能でリーズナブルなラインナップが多いのも特徴の一つです。最新技術を体感したい人や、コスパを重視する人に選ばれています。
ASUS
ASUS(ASUSTeK Computer Inc.)は台湾に本社を置く企業で、「Zenbook」「Vivobook」「ROG」などのパソコンブランドを展開しています。
ASUSのパソコンは、タッチパッド部分がサブディスプレイになっているモデル(ScreenPad)があったり、派手なLED・カラーリングのゲーミングモデルがあったりと、機能やデザインが独創的です。こうした独創性は作業効率の向上や他にはない体験といったメリットをもたらすため、実用性・楽しさ・個性を重視するユーザーから高い支持を集めています。
Acer
Acer(Acer Inc.)は台湾に本社を置く企業で、「Aspire」「Swift」「Predator」などのパソコンブランドを展開しています。
Acerのパソコンは、安価なエントリーモデルから、コスパに優れたゲーミングモデルまで、幅広いラインナップを取り揃えており、「軽作業用の安いパソコンが欲しい」「高性能でリーズナブルなゲーミングPCが欲しい」といったさまざまなニーズに応えてくれます。
Microsoft
Microsoft(Microsoft Corporation)は、「Windows」や「Office」を手掛けているアメリカに本社を置く企業で、「Surface」などのパソコンブランドを展開しています。
Microsoftのパソコンは、「Surface Pro」「Surface Go」などのタブレットにもなる2in1モデルが、携帯性の高さから大学生やファミリー層に人気です。またWindowsの更新においてトラブルが少ない、すべてのパソコンにOfficeが標準搭載されているなど、WindowsやOfficeを使いたい方にとってメリットが大きいです。
Apple
Apple(Apple Inc.)は、「iPhone」や「iPad」を手掛けているアメリカに本社を置く企業で、「Mac」などのパソコンブランドを展開しています。
Appleのパソコンは、性能の高さや洗練されたデザイン、iPhoneやiPadとの連携のしやすさが魅力です。価格は高めですが、動画編集などをおこなうクリエイター、デザインにこだわる人、身の回りのアイテムをApple製品で統一している人など、幅広いユーザーから支持されています。
買わないほうがいいパソコンメーカーの4つの特徴
ご紹介した以外にもパソコンメーカーは数多く存在し、それらも選択肢の一つとなり得ます。
ただし、以下に該当するようなパソコンメーカーはトラブルの元になりかねないため、極力避けることをおすすめします。
- PSEマークや技適マークがない
- 公式サイトに違和感がある
- 評価が不自然に高い
- 価格が極端に安い
PSEマークや技適マークがない
日本での販売が許可されているパソコンには、必ず「PSEマーク」や「技適マーク」があります。
PSEマーク | 電気用品安全法で定められた安全基準を満たしていることを示すマーク |
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技適マーク | 電波法で定められた技術基準を満たしていることを示すマーク |
これらのマークは本来パソコン本体、説明書、外箱などにわかりやすく表示されています。もし見当たらなければ基準を満たしていないことになり、発火や感電のリスクがあるほか、電波法違反として購入者が処罰される可能性もあります。
公式サイトに違和感がある
公式サイトに以下のような特徴が見られる場合、転売業者やダミー会社の可能性があります。
- トップページしかなく、製品情報やサポートページが不十分
- 会社概要・所在地・責任者名・電話番号の記載がない
- 日本語が不自然、誤字脱字が多い(自動翻訳のような文章)
- URLの始まりが「http://~」(SSL非対応)
評価が不自然に高い
商品ページに「良かった!」など具体性がない星5の高評価レビューが多く見られる場合、業者による自作自演(サクラレビュー)かもしれません。
サクラレビューは製品を実際に使った人の声ではなく、内容が事実と異なる可能が高いです。問題点や不具合が隠されているケースもあるので、避けるのが無難です。
価格が極端に安い
「格安パソコン」「激安ノートPC」「型落ち新品」「未使用開封済み」などと記載されている相場より数万円以上安いパソコンは、以下のような可能性があります。
- 粗悪パーツが使われている
- 中古品を新品として販売している
- 非正規品のOfficeを搭載している
安さは魅力ですが、決して即決せず、信頼できるメーカーかどうか慎重にチェックしてから判断しましょう。
重視するポイント別のおすすめパソコンメーカー
以下に重視するポイント別のおすすめパソコンメーカーをまとめたので、「各メーカーの特徴はなんとなくわかったけど、結局どのメーカーを選べばいいのかわからない…」という方はぜひ参考にしてみてください。
コスパの良さを重視する場合
コスパの良さを重視する場合は、以下のパソコンメーカーがおすすめです。
これらのパソコンは同程度の性能を持つ他社のパソコンと比べると、価格設定が割と低めです。パソコン工房、マウスコンピューター、レノボあたりはセールやキャンペーンが頻繁に実施されており、割引によって通常より安く買えることも多いです。
持ち運びやすさを重視する場合
持ち運びやすいノートパソコンを探している場合は、以下のパソコンメーカーがおすすめです。
持ち運ぶことが多い場合、落としてしまったときや物をぶつけてしまったときのことを考えて、堅牢性の高さも重視しましょう。堅牢性の高さは、パナソニック > Dynabook > Microsoft > VAIO というイメージです。
デザイン性を重視する場合
パソコンの見た目にもこだわりたい場合は、以下のパソコンメーカーがおすすめです。
これらはフォルム、質感、カラーリングなどデザインが魅力的なモデルが豊富。ブラック系ならVAIOやASUS、シルバー系ならMicrosoftやApple、ホワイト系ならHPがおすすめです。
サポートの充実度を重視する場合
サポートの充実度を重視する場合は、以下のパソコンメーカーがおすすめです。
基本的に国内パソコンメーカーはどこもサポートが充実しています。海外メーカーも悪くはないですが、日本的なきめ細やかさがなかったり、修理が必要な場合に海外拠点とやり取りをする関係で時間がかかったりするため、やや注意が必要です。
まとめ
今回は、主要パソコンメーカーの特徴を解説しました。
各メーカーの特徴を知ったあなたは、もうメーカー選びで悩むことはないはず。あとは用途にあったスペックを知り、基準をクリアしたモデルを選ぶだけでぴったりな一台が手に入りますよ!
以下の記事にて用途別の必要スペックをまとめていますので、ぜひあわせてご覧ください。