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パソコンは使い続ければいつかは壊れてしまう消耗品です。仕事やプライベートでパソコンを使うなら、定期的に買い替える必要があります。
そこで今回は、パソコンの買い替え時期と買い替え時にやることをご紹介します。
- パソコンは何年ごとに買い替えるものなんだろう?
- パソコンを買い替えるときは何をすればいいんだろう?
こんな疑問をお持ちの方はぜひご覧ください。
パソコンの買い替え時期
パソコンの買い替え時期は、大きく分けて以下の4つです。
- 購入から5年経過したタイミング
- OSのサポートが終了したタイミング
- 用途に対して性能が足りなくなったタイミング
- パソコンの動作が不安定になったタイミング
購入から5年経過したタイミング
1つ目は、購入から5年経過したタイミングです。この「5年」というのは、一般的に言われている「パソコンの寿命」です。
もちろん、10年以上使えるケースや、反対に5年も経たずに使えなくなるケースもありますが、大体は5年で寿命を迎えます。5年経過したパソコンはいつ壊れてもおかしくない状態なので、まだ正常に動作するうちに買い替えたほうがいいでしょう。
mono
私の経験では購入から3~5年で寿命を迎えることが多いですね。
OSのサポートが終了したタイミング
2つ目は、OSのサポートが終了したタイミングです。OS別のサポート期限は以下のとおりです。
メインストリームサポート期限 | 延長サポート期限 | |
---|---|---|
Windows Vista | 2012年4月10日 | 2017年4月11日 |
Windows 7 | 2015年1月13日 | 2020年1月14日 |
Windows 8.1 | 2018年1月9日 | 2023年1月10日 |
Windows 10 | 2020年10月13日 | 2025年10月14日 |
延長サポートが終了すると、Microsoftから脆弱性やバグを修正するプログラムが提供されず、マルウェアに感染するリスクが高まります。
延長サポートが終了しているOSをお使いの方はすぐにでも買い替えたほうがいいでしょう。
用途に対して性能が足りなくなったタイミング
3つ目は、用途に対して性能が足りなくなったタイミングです。
ソフトウェアやゲームがまともに動作しない場合、CPU、メモリ、ストレージ、グラフィックスなどの性能が足りていない可能性が高いです。そのまま使い続けるとストレスが溜まるばかりか、パソコンに負荷がかかって寿命が早まってしまうかもしれません。
特定の用途以外では問題なく動作する場合、サブ機として使い続けるという手もありますから、壊れて使えなくなる前に買い替えたほうがいいでしょう。
パソコンの動作が不安定になったタイミング
4つ目は、パソコンの動作が不安定になったタイミングです。
- 立ち上がりや反応が遅い
- 異音がする
- 高温になる
- フリーズする
- ブルースクリーンになる
- 突然電源が落ちる
このいずれかもしくは複数の症状が頻発する場合、寿命が近いと言えます。いつ起動しなくなってもおかしくありません。
パソコンが起動しなくなると自力でのデータ取り出しが難しくなります。絶対になくせない大事なデータが入っている場合、まだ起動するうちに買い替えてデータを移行しましょう。
パソコンの買い替え時にやること
パソコンの買い替え時にやることには以下のようなものがあります。
- データのバックアップ
- セットアップ
- データの移行
- ソフトウェアのインストール・設定ファイルの置き換え
- ブラウザへのログイン
- 周辺機器の接続
なお、これらをすべて終わらせるには半日~1日程度かかります。パソコンを買い替えるときはこれくらいの作業時間を確保しておきましょう。
データのバックアップ
最初にやることは、古いパソコンのデータをバックアップすることです。
- 文書・写真・音楽・動画ファイル
- ソフトウェアのインストーラー・設定ファイル
これらを外付けHDDなどにコピーしておきましょう。
文書・写真・音楽・動画ファイルなどは、Dropboxなどのクラウドに保存している場合、新しいパソコンからクラウドにログインすればいいだけなので、データ移行の手間が省けて楽です。
セットアップ
新しいパソコンのセットアップは、電源を入れると表示される案内に沿って進めていけばいいだけなので簡単です。
セットアップでは以下のようなことを行います。
- Wi-Fiのパスワードの設定
- Microsofotアカウントでのログイン
- PINの設定
- OneDriveの同期
Wi-FiのパスワードやMicrosoftアカウントのログイン情報が書かれたメモを手元に用意しておくとスムーズです。
データの移行
セットアップが完了したら、古いパソコンからバックアップしたデータを新しいパソコンに移行します。
移行先は、パソコン本体であれば「デスクトップ」「ドキュメント」「ピクチャ」「ミュージック」などになります。
クラウドを利用していない場合、今後の買い替え時の手間を考えてクラウドを利用するのもいいでしょう。以下のクラウドは無料で利用できます。
- Dropbox(2GBまで)
- Googleドライブ(15GBまで)
- OneDrive(5GBまで)
なお、容量は購入したり月額プランに加入したりすることで増やすことが可能です。
ソフトウェアのインストール・設定ファイルの置き換え
インストーラーを起動してソフトウェアをインストールしましょう。インストールが完了したら、IMEで登録した単語など、設定ファイルの置き換えも必要に応じて行ってください。
ブラウザへのログイン
Chromeなどのブラウザにログインすると、そのアカウントに紐付けられた設定やブックマークが復元されます。
周辺機器の接続
必要に応じてマウス、イヤホン、プリンターなどの周辺機器の接続を行いましょう。
古いパソコンの処分方法
パソコンは適切に処分しないと法令違反となり罰則を課される場合があります。具体的には、燃えないごみや粗大ごみとして捨てるのではなく、以下のような方法で処分します。
- 自治体で無料回収してもらう
- パソコンメーカーに無料回収してもらう
- フリマサイトで売る
- 専門業者に買い取ってもらう
- 専門業者に回収してもらう
- パソコンショップで下取りしてもらう
詳しくは以下の記事で解説していますので、そちらをご覧ください。
パソコンが安くなる時期
パソコンが安くなる時期は、「モデルチェンジの時期」や「セールの時期」です。
1月、5月、10月はモデルチェンジによって型落ちのパソコンが値下げされ、3月、7月、12月は大型のセールによって値下げされます。
ただ、メーカー直販サイトの場合は常時クーポンが発行されていたり、毎日決まった時間帯にセールが開催されていたりと、どのタイミングで購入しても家電量販店より安くなるケースが多いです。パソコンを購入するならメーカー直販サイトがおすすめです。
まとめ
今回は、パソコンの買い替え時期と買い替え時にやることをご紹介しました。
パソコンは高い買い物なのでなるべく長く使いたいものですが、買い替えを先延ばしにすると、マルウェアの感染や部品の劣化などである日突然パソコンが動かなくなり、大事なデータが取り出せなくなってしまう可能性があります。それだけでなく、仕事でパソコンを使う場合、業務に支障が出てしまいます。
新しいパソコンはセットアップやデータ移行などもありすぐに使える状態にはできないので、余裕があるタイミングで買い替えましょう。