WordPressブログなどを運営するには、レンタルサーバーを契約する必要があります。
でも、レンタルサーバーにもいろいろ種類があって、どれがいいのか悩んでしまいますよね。
そこで今回は、レンタルサーバー選びで悩んでいる初心者の方に向けて、個人向けレンタルサーバー5社を徹底比較してみました。
選び方やそれぞれどんな人におすすめなのかも解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
個人向けレンタルサーバーと法人向けレンタルサーバーの違い
レンタルサーバーは、「個人向け」と「法人向け」の大きく2種類にわけられます。
たとえば、「エックスサーバー」は個人向けレンタルサーバーですが、「エックスサーバービジネス」は法人向けレンタルサーバーです。
法人向けレンタルサーバーは、性能、セキュリティ、サポート、あらゆる面において個人向けレンタルサーバーより優れており、より安定的なサイト運営が可能となっています。
ただその分費用も高額で、個人向けレンタルサーバーと比較すると月額が4~5倍程度高いです。
個人向けレンタルサーバーでも、法人並に大規模なサイトをいくつも運営しない限り、不満を感じることはほぼありません。月額も安いですし、個人、特に初心者の方は、個人向けレンタルサーバーの中から選んで問題ないでしょう。
個人向けレンタルサーバー5社比較一覧表
個人向けレンタルサーバー5社について、料金やサービス内容を比較して一覧表にまとめました。どのような違いがあるのか知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
プラン名 | 初期費用 | 月額 | ディスク容量 | 転送量 | WordPress 簡単インストール | SSL | マルチドメイン | データベース | アダルトサイトの運営 | メールサポート | チャットサポート | 電話サポート | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
エックスサーバー![]() | スタンダード | 無料 | 990円~ | 300GB | 無制限 | 無料 | 無制限 | 無制限 | |||||
ConoHa WING![]() | ベーシック (WINGパック) | 無料 | 660円~ | 300GB | 無制限 | 無料 | 無制限 | 無制限 | |||||
リトルサーバー![]() | リトルプラン | 1,012円 | 275円~ | 60GB | 90GB/日 | 無料 | 無制限 | 10個 | |||||
ロリポップ!![]() | ハイスピード | 無料 | 550円~ | 400GB | 無制限 | 無料 | 無制限 | 無制限 | |||||
mixhost![]() | スタンダード | 無料 | 990円~ | 300GB | 無制限 | 無料 | 無制限 | 無制限 |
個人向けレンタルサーバーの選び方
個人向けレンタルサーバーを選ぶ際のポイントは以下のとおりです。
- 月額に納得できるか
- 必要なディスク容量・転送量は備わっているか
- WordPressは簡単にインストールできるか
- 無料でSSL化できるか
- サポート体制は整っているか
複数サイトの運営を考えている方は、マルチドメイン(独自ドメインの利用できる数)やデータベースの数もチェックしましょう。無制限だとどれだけサイトを増やしても追加費用がかからないので安心です。
ポイント1:月額に納得できるか
1つ目のポイントは、「月額に納得できるか」です。
サービス内容が充実していても、月額に納得できなければ使い続けるのは難しいです。「この月額で支払い続けられるか」を考えて選びましょう。
ただ、たいていのレンタルサーバーは数ヶ月分をまとめて支払うことで月払いよりいくらか安くなります。また自動更新の設定をすることで安くなることもあります。
月額がネックになっている場合は、支払い方法を工夫して費用を抑えましょう。
ポイント2:必要なディスク容量・転送量は備わっているか
2つ目のポイントは、「必要なディスク容量・転送量は備わっているか」です。
ディスク容量とは、サーバーにアップロードできるデータ量のことを言い、転送量とは、Webページを表示する際に発生するデータ量のことを言います。
1ページあたりの容量を3MBと仮定すると、どれだけ大規模なサイトでも、30GBのディスク容量と、30TB/月の転送量があれば十分です。ほとんどはこの半分以下でも安定したサイト運営が可能です。
ポイント3:WordPressは簡単にインストールできるか
3つ目のポイントは、「WordPressは簡単にインストールできるか」です。
通常、WordPressブログを作成するには、自分でFTPソフトを操作してサーバーにWordPressをインストールする必要があります。この作業は初心者には難易度が高いです。
レンタルサーバーによっては、画面の指示に従ってユーザー名やパスワードを入力するといった、無料ブログを作成するときと似たような手順で、WordPressをインストールできます。
これなら初心者でも数分でWordPressブログを作成できます。WordPressを簡単にインストールできるかどうかは重要なポイントです。
ポイント4:無料でSSL化できるか
4つ目のポイントは、「無料でSSL化できるか」です。
SSLとは、インターネット上でデータを暗号化して送受信する仕組みのことです。SSL化されていないサイトはURLが「http://」で始まり、SSL化されているサイトはURLが「https://」で始まります。
SSL化には、第三者による盗聴・改ざんを防げるため、ユーザーからの信頼を得やすいというメリットや、Googleも推奨していることから、検索エンジンの上位の表示されやすいというメリットがあります。
このような理由からSSL化はほぼ必須ですが、レンタルサーバーによっては無料SSL機能が備わっておらず、SSL化に費用がかかることがあります。費用をできるだけ抑えるためにも、無料でSSL化できるレンタルサーバーを選びましょう。
ポイント5:サポート体制は整っているか
5つ目のポイントは、「サポート体制は整っているか」です。
初心者の場合、「初期設定がわからない」「間違ってデータを消してしまった」など、トラブルがつきものです。何か困ったことがあったときにすぐに問い合わせできる、サポート体制の整ったレンタルサーバーを選びましょう。
サポートはメールだけでなく、チャットや電話でも受け付けていると安心です。メールサポートのみだと返信まで数日かかり、すぐにはトラブルが解決しない可能性があります。
個人向けレンタルサーバーのおすすめ
個人向けレンタルサーバー5社の違いを踏まえ、それぞれどんな人におすすめなのか解説します。
初心者や性能を重視する人には【エックスサーバー】

- プラン名
- スタンダード
- 初期費用
- 無料
- 月額
- 990円~
- ディスク容量
- 300GB
- 転送量
- 無制限
- WordPress簡単インストール
- 可
- SSL
- 無料
- マルチドメイン
- 無制限
- データベース
- 無制限
- アダルトサイトの運営
- 不可
- メールサポート
- 可
- チャットサポート
- 不可
- 電話サポート
- 可
初心者や性能を重視する人には、エックスサーバー株式会社が提供する「エックスサーバー」がおすすめです。
エックスサーバーは操作画面がわかりやすく、どうすればやりたいことができるのかが直感的に理解できます。また公式マニュアルが充実していること、電話サポートがあること、利用者が多く、ネット上に情報がたくさんあることから、わからないことがあっても割とすぐに解決します。
性能面では、ディスク容量が300GB、転送量が無制限と、大規模サイトでも安定して運営できるスペックが備わっています。さまざまな高速化技術を取り入れていることから、速度も十分です。

このブログはエックスサーバーで運営しています。契約して10年近く経ちますが、今まで大きなトラブルもなく、快適に使えています。
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エックスサーバーのプランを比較したい方は以下の記事もご覧ください。
速さを重視する人やWordPressテーマ未購入の人には【ConoHa WING】

- プラン名
- ベーシック(WINGパック)
- 初期費用
- 無料
- 月額
- 660円~
- ディスク容量
- 300GB
- 転送量
- 無制限
- WordPress簡単インストール
- 可
- SSL
- 無料
- マルチドメイン
- 無制限
- データベース
- 無制限
- アダルトサイトの運営
- 不可
- メールサポート
- 可
- チャットサポート
- 可
- 電話サポート
- 可
速さを重視する人やWordPressテーマ未購入の人には、GMOインターネットグループ株式会社が提供する「ConoHa WING」がおすすめです。
ConoHa WINGは、最新の高性能サーバー・超高速SSD・高速化技術を組み合わせた、国内トップクラスの速度を誇るレンタルサーバーです。それでいて料金が安いのでコスパ抜群です。
またConoHa WINGはWINGパックで申し込むと「SANGO」「JIN」「THE SONIC」などの人気WordPressテーマが割引価格で購入できます。WordPressブログを運営する予定の方で、テーマの購入がまだの方は、ConoHa WINGのWINGパックでの申し込みがお得です。

人気WordPressテーマが安く購入できるのは他にはないサービスなので注目です!
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ConoHa WINGのプランを比較したい方は以下の記事もご覧ください。
安さを重視する人には【リトルサーバー】

- プラン名
- リトルプラン
- 初期費用
- 1,012円
- 月額
- 275円~
- ディスク容量
- 60GB
- 転送量
- 90GB/日
- WordPress簡単インストール
- 可
- SSL
- 無料
- マルチドメイン
- 無制限
- データベース
- 10個
- アダルトサイトの運営
- 不可
- メールサポート
- 可
- チャットサポート
- 不可
- 電話サポート
- 不可
安さを重視する人には、株式会社リトルネットワークが提供する「リトルサーバー」がおすすめです。
リトルサーバーは、月額275円から利用できる格安のレンタルサーバーです。破格の安さにも関わらず、60GBのディスク容量と90GB/日の転送量が用意されているなど、サービス内容も悪くなく、安心して使えます。
今回ご紹介したのは「リトルプラン」ですが、「ミニプラン」という、もっと安いプランもあります。なんとこちらは月額165円から利用可能です。サービス内容に納得できれば、ミニプランを選ぶのもありでしょう。

ブログを運営するには何かとお金がかかります。少しでも費用を安く抑えたいなら、リトルサーバーのような格安サーバーを利用しましょう。
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安定性を重視する人には【ロリポップ!】

- プラン名
- ハイスピード
- 初期費用
- 無料
- 月額
- 550円~
- ディスク容量
- 400GB
- 転送量
- 無制限
- WordPress簡単インストール
- 可
- SSL
- 無料
- マルチドメイン
- 無制限
- データベース
- 無制限
- アダルトサイトの運営
- 不可
- メールサポート
- 可
- チャットサポート
- 可
- 電話サポート
- 可
安定性を重視する人には、GMOペパボ株式会社が提供する「ロリポップ!」がおすすめです。
ロリポップは、どの時間帯でも約0.035秒で表示が完了するという、高い安定性があります。速いと言われているサーバーも時間帯によっては遅くなることがあるので、安定して速いというのは大きな強みです。
またロリポップのディスク容量は、今回比較したプランの中ではもっとも多い400GBとなっており、画像や動画をたくさん使うような重いサイトを運営したい方にもおすすめできます。このようなサイトはディスク容量が多ければ多いほど安心です。

以前は初期費用が3,300円、月額が1,100円からと、サービス内容相応の料金でしたが、今は初期費用が無料、月額が550円からと、かなりリーズナブルになっており、お得感があります。
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アダルトサイトを運営したい人には【mixhost】

- プラン名
- スタンダード
- 初期費用
- 無料
- 月額
- 990円~
- ディスク容量
- 300GB
- 転送量
- 無制限
- WordPress簡単インストール
- 可
- SSL
- 無料
- マルチドメイン
- 無制限
- データベース
- 無制限
- アダルトサイトの運営
- 可
- メールサポート
- 可
- チャットサポート
- 不可
- 電話サポート
- 不可
アダルトサイトを運営したい人には、アズポケット株式会社が提供する「mixhost」がおすすめです。
今回ご紹介したレンタルサーバーの中で、唯一アダルトサイトの運営が可能なのが、このmixhostです。今すぐではなくとも、将来的に運営する可能性があるのなら、こうしたレンタルサーバーを選んでおくと、アダルトサイトのために別途サーバーを契約しなくて済むので便利です。
もちろん、mixhostの魅力はそれだけではありません。WordPress表示スピード満足度や、アクセス集中時処理スピード満足度でNo.1を獲得しているほか、30日間の返金保証がついており、気軽に試せます。速さを重視したい方や、レンタルサーバーを初めて利用する方にもおすすめです。

アダルトサイトを運営したい方には、「mixhost adult」もおすすめです。料金や性能などはmixhostと同じですが、こちらはアダルトアフィリエイター向けの嬉しい特典が付いています。
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まとめ
今回は、個人向けレンタルサーバー5社を徹底比較しました。
個人の方には、以下のレンタルサーバーがおすすめです。
- 初心者や性能を重視する人 → エックスサーバー
- 速さを重視する人やWordPressテーマ未購入の人 → ConoHa WING
- 安さを重視する人 → リトルサーバー
- 安定性を重視する人 → ロリポップ!
- アダルトサイトを運営したい人 → mixhost
レンタルサーバー選びで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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