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「デスクトップパソコンとノートパソコンの違いって?買うならどっちがいいんだろう…」
今回はそんな疑問を解消すべく、デスクトップパソコンとノートパソコンの違いを解説します。
両者の違いを踏まえたうえでそれぞれどんな人におすすめなのかもご紹介します。パソコンの購入を考えている方で、デスクトップパソコンかノートパソコンかで迷っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
デスクトップパソコンやノートパソコンには種類がある
デスクトップパソコンやノートパソコンにも種類があることをご存知でしょうか。違いについて解説する前に、それぞれどんな種類があるのかご紹介しますね。
デスクトップパソコンの種類
デスクトップパソコンは、「分離型」と「一体型」の大きく2種類に分けられます。
分離型
分離型とは、パソコン本体、液晶ディスプレイ、キーボードが分離しているタイプのデスクトップパソコンのことです。パソコン本体が箱型のケース(筐体)に収納されており、筐体の大きさに応じてさらに「フルタワー型」「ミドルタワー型」「ミニタワー型」「スリム型」などに分けられます。
本体が独立している分、一体型やノートパソコンには搭載できない高性能なパーツを搭載できるのが分離型の強みです。性能は筐体の大きさに比例し、筐体が大きいほど高性能となっています。
一体型
一体型とは、パソコン本体と液晶ディスプレイが一体になっているデスクトップパソコンのことです。
性能は分離型に劣りますが、省スペースで設置場所に困らないという特長や、インテリアに馴染む洗練されたデザインのものが多いという特長があります。
ノートパソコンの種類
ノートパソコンは、「クラムシェル型」と「2in1」の大きく2種類に分けられます。
クラムシェル型
クラムシェル型とは、液晶ディスプレイとキーボードが一体になっている一般的なノートパソコンのことです。
13~17インチ以上と画面サイズが大きく作業しやすいのが特長の一つです。その分持ち運びには不便ですが、家の中で移動する程度なら困りません。また性能の幅が広く、ものによっては比較的重めの作業も難なくこなせます。
2in1
2in1(ツーインワン)とは、タブレットにもなるノートパソコンのことです。2in1はさらにキーボードを取り外せるタイプの「デタッチャブル」と、キーボードを折り返せるタイプの「コンバーチブル」の2種類に分けられます。
タブレットとしても使えること、コンパクト・軽量・大容量バッテリーのモデルが多いことから、タッチ操作に慣れている方や、パソコンを持ち歩くことが多い方におすすめです。
デスクトップパソコンとノートパソコンの違い
デスクトップパソコンとノートパソコンの違いを簡単にまとめると以下のとおりです。
デスクトップ | ノート | |
---|---|---|
携帯性 | 据え置き型 | 持ち運び可 |
拡張性 | カスタマイズ可 | カスタマイズ不可 |
消費電力 | 多い | 少ない |
性能 | 高い | 普通 |
コスパ | 高い | 低い |
それでは、両者の違いについて詳しく見ていきましょう。
違い1:携帯性
デスクトップパソコンとノートパソコンの一番の違いは「携帯性」つまり「持ち運びやすさ」です。
デスクトップパソコンは据え置き型なので決まった場所でしか使用できませんが、ノートパソコンはコンパクト・軽量・バッテリー搭載のため、好きな場所に持ち運んで使用することができます。
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ノートパソコンなら図書館やカフェに持ち込んで作業することもできます。
違い2:拡張性
デスクトップパソコンとノートパソコンは、「拡張性」つまり「カスタマイズしやすさ」においても大きな違いがあります。
分離型のデスクトップパソコンは、CPUやメモリなどの内部パーツを交換・増設してパソコンの性能を上げること、液晶ディスプレイやキーボードなどの周辺機器を自由に組み合わせることなどが可能です。
一方、一体型のデスクトップパソコンやノートパソコンには、分離型のような拡張性はありません。特にノートパソコンは必要なものが一つになっている分、カスタマイズしづらいです。
違い3:性能
基本的にパソコンの性能はデスクトップ>ノートとなっています。
パソコンの性能に直結する「CPU」というパーツは、高性能なほど発熱量が多くなるため、高性能なCPUを搭載するには「うまく熱を逃がす構造」が必要です。
その条件を満たすのが、分離型のデスクトップパソコンです。分離型はパソコン本体が独立しているため内部スペースが広く、かつ放熱性・冷却性にすぐれているため、一体型のデスクトップパソコンやノートパソコンには搭載できない高性能なCPUを搭載することができます。
ただ、だからと言ってノートパソコンの性能が低いというわけではありません。今は技術の進歩により、ゲームも快適にプレイできるデスクトップパソコン並の性能を持ったノートパソコンも存在します(ただし、値段は割高です)。
違い4:消費電力
消費電力はノートパソコンのほうが低く、デスクトップパソコンの約3分の1と言われています。
パーツの性能を落としたり、重い作業を行ったりしなければデスクトップパソコンでも消費電力を抑えられますが、それではデスクトップパソコンを使う意味がありません。電気代を節約したい場合はノートパソコンを選びましょう。
違い5:コスパ
同じパーツなら小型のほうが高価なため、ノートパソコンよりデスクトップパソコンのほうが安く購入できます。したがって、コスパではデスクトップパソコンに軍配が上がります。
また、デスクトップパソコンは故障した場合に故障の原因となっているパーツを修理または買い替えるだけで済み、その他のパーツは問題がなければ使い回せます。そういった意味でもデスクトップパソコンはコスパが高いと言えるでしょう。
デスクトップパソコンとノートパソコンは寿命に差がある?どちらが壊れやすい?
パソコン本体の平均寿命は「5年」となっています。これは、デスクトップもノートも同じです。どちらも5年を過ぎたらいつ壊れてもおかしくないと思っておきましょう。
壊れやすさについては、放熱性や冷却性、ふだんの使い方やお手入れなどが関係してきます。放熱性や冷却性で言うと、デスクトップパソコンに劣るノートパソコンは壊れやすいという見方もできますが、バッテリーの過充電・過放電に気をつけたり、こまめに掃除したりすれば、平均寿命くらいはまず問題なく使用できます。
ノートパソコンはデスクトップ化もできる?
ノートパソコンはデスクトップパソコンと比べると画面が小さいうえ、視線が下向きになりがちです。
こういった理由からやむをえずデスクトップパソコンを選ぶ方もいますが、実はノートパソコンでもデスクトップパソコンのような使い方をすることができるんです!
外付けモニターを購入すれば大きい画面で作業できますし、パソコンスタンドや外付けキーボードを購入すれば、画面やキーボードの位置を自由に調節できます。
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「好きな場所に持ち運んで使いたいけど、ノートパソコンだと作業しにくい…」という場合は、ノートパソコンのデスクトップ化も試してみるといいかもしれませんね。
デスクトップパソコンがおすすめな人
これまでにご紹介したデスクトップパソコンとノートパソコンの違いを踏まえ、デスクトップパソコンがおすすめな人をご紹介します。
デスクトップパソコンは以下のような人におすすめです。
- 決まった場所でしか作業しない人
- 大画面で作業したい人
- 本格的に動画編集やゲームをしたい人
- 安くて高性能なパソコンが欲しい人
一言で言うと、決まった場所で腰を落ち着けて作業したい、クリエイターやゲーマー向けです。
ノートパソコンと比べると画面が大きめなので、テレビ兼用パソコンとして使うのもいいでしょう。テレビチューナー内蔵モデル、または外付けのテレビチューナーを購入すれば、パソコンでテレビを見ることもできますよ。
ノートパソコンがおすすめな人
続いて、ノートパソコンがおすすめな人をご紹介します。
ノートパソコンは以下のような人におすすめです。
- 好きな場所に持ち運んで作業したい人
- 本格的な動画編集やゲームをしない人
- 電気代を安く抑えたい人
- 必要なものが一式揃ったパソコンが欲しい人
一言で言うと、気分や状況に応じて使う場所を変えたい、基本的なスペックで事足りる方向けです。
頻繁に持ち歩く場合は、サイズ、重さ、バッテリー駆動時間などにも注目しましょう。サイズは12~13インチ、重さは1kg以下、バッテリーは8時間以上もつと安心です。
まとめ
今回は、デスクトップパソコンとノートパソコンの違いを解説しました。
デスクトップパソコンとノートパソコンには、以下のような点で違いがあります。
- 携帯性
- 拡張性
- 消費電力
- 性能
- コスパ
パソコンを選ぶときは、上記の違いを理解したうえで使用目的や予算なども加味すると失敗しにくいですよ。
当サイトでは「おすすめのパソコン・周辺機器」カテゴリーにておすすめのパソコンをご紹介しています。パソコンの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。