ConoHa WINGは、最新の高性能サーバー・超高速SSD・高速化技術を組み合わせた、国内トップクラスの速度を誇るレンタルサーバーです。
そんなConoHa WINGには、「WINGパック」と「通常」の2つの料金タイプがあり、それぞれ以下の3つのプランがあります。
- ベーシック
- スタンダード
- プレミアム
今回はこれらのプランを比較し、違いやおすすめを解説します。
結論から言うと、ConoHa WINGは「WINGパック」の「ベーシック」で契約するのがおすすめです。
プランの違いやおすすめの理由について知りたい方は、続きをご覧ください。
ConoHa WINGのプランの違い
ConoHa WINGのプランの違いをまとめると以下のとおりです。
ベーシック | スタンダード | プレミアム | |
---|---|---|---|
料金 | 660円/月 | 1,925円/月 | 3,850円/月 |
独自ドメイン 永久無料 | 2個 | 2個 | 2個 |
ディスク容量 | 300GB | 400GB | 500GB |
リソース | CPU 6コア メモリ 8GB | CPU 8コア メモリ 12GB | CPU 10コア メモリ16GB |
ベーシック | スタンダード | プレミアム | |
---|---|---|---|
料金 | 2.2円/時 (最大1,320円/月) | 4.4円/時 (最大2,640円/月) | 8.8円/時 (最大5,280円/月) |
独自ドメイン 永久無料 | なし | なし | なし |
ディスク容量 | 300GB | 400GB | 500GB |
リソース | CPU 6コア メモリ 8GB | CPU 8コア メモリ 12GB | CPU 10コア メモリ16GB |
このように、ConoHa WINGのプランは以下の4点で違いがあります。
- 料金
- 永久無料の独自ドメインの個数
- ディスク容量
- リソース
違い1:料金
料金は「ベーシック」がもっとも安いです。
また「WINGパック」の場合、契約期間を3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月、24ヶ月、36ヶ月の中から選ぶことができ、契約期間が長いほど月額が安くなります。
ベーシック | スタンダード | プレミアム | |
---|---|---|---|
3ヶ月 | 1,210円/月 | 2,530円/月 | 5,060円/月 |
6ヶ月 | 1,100円/月 | 2,365円/月 | 4,730円/月 |
12ヶ月 | 872円/月 | 2,145円/月 | 4,290円/月 |
24ヶ月 | 823円/月 | 2,035円/月 | 4,070円/月 |
36ヶ月 | 660円/月 | 1,925円/月 | 3,850円/月 |
なお、ConoHa WINGはどのプランで契約しても初期費用が無料です。
違い2:永久無料の独自ドメインの個数
ConoHa WINGでは、「WINGパック」で契約すると、どのプランでも取得・更新費用がかからない「永久無料の独自ドメイン」が2個もらえます。
違い3:ディスク容量
ディスク容量は「プレミアム」がもっとも多いです。
ディスク容量とは、サーバーにアップロードできるデータ量のことです。複数のサイトを作成する場合や、記事の中で画像や動画をたくさん使う場合、多くのディスク容量が必要となります。
必要なディスク容量は以下の計算式で求められます。
Webサイトの1ページあたりの容量×Webサイト全体のページ数
Webサイトの1ページあたりの容量は3MB程度なので、1,000ページ作成するとしたら、3MB×1,000ページで3,000MB(3GB)程度のディスク容量が必要ということになります。
違い4:リソース
リソースは「プレミアム」がもっとも高いです。
リソースとは、1つのサーバーアカウントが持つ処理能力のことです。リソースがもっとも高い「プレミアム」は、他のプランよりも安定したサイト運営が可能ということになります。
とは言え、「ベーシック」や「スタンダード」のリソースも大きな弊害があるほど低いものではありません。リソースの違いはそこまで気にしなくてもいいでしょう。
ConoHa WINGのプランの共通事項
ConoHa WINGのプランで共通している部分を、一部ピックアップしてご紹介します。
- 初期費用
- 無料
- 転送量
- 無制限
- SSL
- 無料
- データベース
- 無制限
- マルチドメイン
- 無制限
- 自動バックアップ
- 過去14日分
マルチドメインが無制限のため、サーバーを一つ契約すれば、2つ目、3つ目・・・と独自ドメインを追加することが可能です。
また、追加料金や別途の申し込みなしに過去14日分のデータを自動でバックアップしてもらえます。操作ミスでデータを消してしまっても、自動バックアップから簡単に復元できるので助かります。
ConoHa WINGは「WINGパック」の「ベーシック」で契約するのがおすすめ
冒頭でもお伝えしたとおり、ConoHa WINGは「WINGパック」の「ベーシック」で契約するのがおすすめです。
おすすめの理由としては、以下のようなものが挙げられます。
- 料金が安い
- 永久無料の独自ドメインがもらえる
- 個人サイトにとって十分なディスク容量がある
- 人気のWordPressテーマが割引価格で手に入る
- 上位プランへの変更はいつでも可能&金銭的リスクがない
理由1:料金が安い
「WINGパック」と「通常」をそれぞれ1ヶ月利用した場合、「WINGパック」のほうが最大で50%ほど安いです。
ベーシック | スタンダード | プレミアム | |
---|---|---|---|
WINGパック | 660円/月 | 1,925円/月 | 3,850円/月 |
通常 | 1,320円/月 | 2,640円/月 | 5,280円/月 |
理由2:永久無料の独自ドメインがもらえる
「WINGパック」はどのプランで契約しても永久無料の独自ドメインが2個ももらえます。
一方、「通常」は永久無料の独自ドメインがもらえず、取得時と毎年の更新時に1,000円程度の費用がかかってしまいます。
理由3:個人サイトにとって十分なディスク容量がある
「ベーシック」には、「300GB」のディスク容量があります。
これだけのディスク容量があれば、1ページあたり3MBと仮定して、100,000ページ規模のサイトを作ることが可能です。
トップブロガーでも記事数は多くて数千本、10,000本を超えている方は見たことがありません。これからサイト運営を始める場合、ひとまずこれ以上のディスク容量は必要ないでしょう。
理由4:人気のWordPressテーマが割引価格で手に入る
「WINGパック」で契約すると、以下の人気WordPressテーマが割引価格で手に入ります。
- THE SONIC(
8,580円/年→6,578円/年) - SANGO(
14,800円→14,000円) - JIN(
14,800円→14,250円)
上記テーマは公式サイトで購入するよりConoHa WING経由で購入したほうがお得です。
理由5:上位プランへの変更はいつでも可能&金銭的リスクがない
ConoHa WINGでは、いつでもプランを変更することができます。
下位プランから上位プランに変更する場合は、2プランの契約期間残日数の日割り額の差額を支払えばOKです。
ただし、上位プランから下位プランに変更した場合、発生した差額は返金されません。
つまり、上位プランで始めるとあとでプランを変更したくなったときに損をすることがありますが、下位プランで始める場合はプランを変更したくなったときに損をすることはないというわけです。
ConoHa WINGでのWordPressブログの始め方
ConoHa WINGでWordPressブログを始めようと思っている方には、「WordPressかんたんセットアップ」を利用するのがおすすめです。WordPressかんたんセットアップなら、初心者でも10分程度でWordPressブログが作れてしまいます。
詳しい手順は以下の記事で解説していますので、ぜひあわせてご覧ください。
まとめ
今回は、ConoHa WINGのプランを比較し、違いやおすすめを解説しました。
ConoHa WINGは「WINGパック」の「ベーシック」で契約するのがおすすめです。契約に際して料金タイプやプランで迷っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。