パソコン(Windows)とスマホ(iPhone)でURLを共有する3つの方法

パソコン(Windows)とスマホ(iPhone)でURLを共有する3つの方法

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今回は、WindowsとiPhoneでURLを共有する方法をご紹介します。

この方法を知っていると、「パソコンで見ているページをスマホで見たい」というときや、「スマホで見ているページをパソコンで見たい」というときに便利です。

WindowsとiPhoneでURLを共有する方法

WindowsとiPhoneでURLを共有する方法には、以下のようなものがあります。

  • QRコードを読み取る
  • ブラウザの共有機能を使う
  • ブラウザの閲覧履歴を見る

方法1:QRコードを読み取る

1つ目は、共有したいページのQRコードを作成し、もう一方のデバイスでそのQRコードを読み取る方法です。

ちなみにQRコードの読み取りはスマホだけでなくパソコンでも可能です。パソコンでQRコードを読み取る方法については以下の記事で解説していますので、詳しくはそちらをご覧ください。

WindowsのEdgeやChromeでQRコードを作成するには、共有したいページのどこかで右クリックし、「このページのQRコードを作成」をクリックします。

Edgeのページでの右クリックメニュー

これでQRコードが作成されます。

Edgeの機能で作成したQRコード

iPhoneのSafariでQRコードを作成するには、標準アプリ「ショートカット」を使います。削除してしまった場合はApp Storeから再インストールしましょう。

ショートカット

ショートカット

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まずショートカットアプリを起動し、右上の「+」アイコンをタップします。

ショートカットアプリのショートカット画面

「新規ショートカット」⇒「名称変更」をタップします。

ショートカットアプリの新規ショートカット作成画面

「QRコードを作成」などわかりやすい名前にします。

ショートカットアプリの新規ショートカット作成画面

「アプリおよびアクションを検索」をタップします。

ショートカットアプリの新規ショートカット作成画面

検索ボックスに「クリップボード」と入力し、表示された「クリップボードを取得」をタップします。

ショートカットアプリの新規ショートカット作成画面

同様に「アプリおよびアクションを検索」をタップし、「QR」と入力⇒「QRコードを生成」をタップします。

ショートカットアプリの新規ショートカット作成画面
ショートカットアプリの新規ショートカット作成画面

同様に「アプリおよびアクションを検索」をタップし、「共有」と入力⇒「共有」をタップします。

ショートカットアプリの新規ショートカット作成画面
ショートカットアプリの新規ショートカット作成画面

「完了」をタップします。

ショートカットアプリの新規ショートカット作成画面

ショートカットアプリの一番上に「QRコードを作成」ショートカットが作成されていたら準備完了です。

ショートカットアプリのショートカット画面

続いてSafariで共有したいページを開き、アドレスバーをロングタップして「コピー」をタップします。

Safariのアドレスバーをロングタップすると表示されるメニュー

ショートカットアプリを起動し、さきほど作成したショートカットをタップします。

ショートカットアプリのショートカット画面

「画像を保存」をタップします。

QRコードを作成ショートカットの実行後の画面

するとカメラロールにQRコードが画像として保存されます。

QRコード

方法2:ブラウザの共有機能を使う

2つ目は、ブラウザの共有機能を使う方法です。WindowsとiPhoneの両方に同じブラウザがインストールされている状態で、かつどちらも同じアカウントでブラウザにログインしていれば、WindowsからでもiPhoneからでも一方のデバイスにURLを送信できます。

ここでは、Edgeの場合とChromeの場合のやり方をご紹介します。

Edgeの場合

WindowsのEdgeからiPhoneのEdgeにURLを送るには、まずWindowsにて共有したいページのタブを右クリックし、「デバイスにタブを送る」をクリックします。

Windows版Edgeのタブの右クリックメニュー

iPhoneを選択します。

Windows版Edgeの「デバイスにタブを送る」実行後の画面

iPhoneでEdgeを起動すると、Windowsから送られたページのタイトルで通知が届くので「開く」をタップします。これでWindowsから送ったページが表示されます。

Windows版Edgeの「デバイスにタブを送る」実行後のiPhone版Edgeの画面

反対にiPhoneのEdgeからWindowsのEdgeにURLを送るには、まずiPhoneにて共有したいページを開き、右下の「≡」をタップします。

iPhone版Edge

「共有」をタップします。

iPhone版Edgeのメニュー

「デバイスに送信」をタップします。

iPhone版Edgeの共有メニュー

Windowsを選択して「送信」をタップします。

iPhone版Edgeのリンクの送信先選択画面

WindowsでEdgeを起動すると「別のデバイスからの共有ページ」という通知が届くので、「新しいタブで開く」をクリックします。これでiPhoneから送ったページが表示されます。

iPhone版Edgeの「デバイスに送信」実行後のWindows版Edgeの画面

Chromeの場合

WindowsのChromeからiPhoneのChromeにURLを送るには、まずWindowsにて共有したいページのタブを右クリックし、「お使いのデバイスに送信」をクリックします。

Windows版Chromeのタブの右クリックメニュー

iPhoneを選択します。

Windows版Chromeの「お使いのデバイスに送信」実行後の画面

iPhoneでChromeを起動すると、「タブが共有されました」という通知が届くので「開く」をタップします。これでWindowsから送ったページが表示されます。

Windows版Chromeの「お使いのデバイスに送信」実行後のiPhone版Chromeの画面

反対にiPhoneのChromeからWindowsのChromeにURLを送るには、まずiPhoneにて共有したいページを開き、アドレスバー右端の共有ボタン⇒「お使いのデバイスに送信」をタップします。

iPhone版Chromeの共有メニュー

Windowsを選択して「お使いのデバイスに送信」をタップします。

iPhone版Chromeのリンクの送信先選択画面

WindowsでChromeを起動すると「別のデバイスから共有されたページ」という通知が届くので、「新しいタブで開く」をクリックします。これでiPhoneから送ったページが表示されます。

iPhone版Chromeの「お使いのデバイスに送信」実行後のWindows版Chromeの画面

方法3:ブラウザの閲覧履歴を見る

3つ目は、ブラウザの閲覧履歴を見る方法です。こちらも方法3と同じで、両方のデバイスに同じブラウザがインストールされていること、両方とも同じアカウントでブラウザにログインしていることが条件となります。

ここでは、Edgeの場合とChromeの場合の閲覧履歴の見方をご紹介します。

Edgeの場合

Windowsの場合は、Edge上で[Ctrl]+[H]を押すと閲覧履歴が表示されます。

Windows版Edgeの閲覧履歴画面

iPhoneの場合は、まずEdgeの右下の「≡」をタップします。

iPhone版Edge

「履歴」をタップします。

iPhone版Edgeのメニュー

これで閲覧履歴が表示されます。

iPhone版Edgeの閲覧履歴画面

Chromeの場合

Windowsの場合も、Chrome上で[Ctrl]+[H]を押すと閲覧履歴が表示されます。

Windows版Chromeの閲覧履歴画面

iPhoneの場合は、まずChromeの右下の「⋯」をタップします。

iPhone版Chrome

「履歴」をタップします。

iPhone版Chromeのメニュー

これで閲覧履歴が表示されます。

iPhone版Chromeの閲覧履歴画面

パソコン表示とスマホ表示を切り替える方法

URLを共有したい理由が「パソコンからの見え方を確認したい」「スマホでの見え方を確認したい」ということであれば、「パソコン表示とスマホ表示を切り替える」という方法もあります。

そこで、Windowsでスマホ表示に切り替える方法と、iPhoneでパソコン表示に切り替える方法をご紹介します。

Windowsでスマホ表示に切り替える方法

WindowsのEdgeやChromeで見ているページをパソコン表示からスマホ表示に切り替えるには、まず[Shift]+[Ctrl]+[I]を押してデベロッパーツールを表示します。

Edgeのデベロッパーツール

デベロッパツールが表示されたら、[Shift]+[Ctrl]+[M]を押します。するとパソコン表示からスマホ表示に切り替わります。

Windows版Edgeでのサイトのスマホ表示
MEMO

スマホ表示に切り替わらない場合は[Ctrl]+[F5]を押して画面を更新しましょう。

パソコン表示に戻すには、デベロッパツールの右上にある閉じるボタンをクリックしてツールを閉じます。

Edgeのデベロッパーツール

iPhoneでパソコン表示に切り替える方法

iPhoneのSafariで見ているページをスマホ表示からパソコン表示に切り替えるには、アドレスバーの左端にある「ぁあ」⇒「デスクトップ用Webサイトを表示」をタップします。

スマホ表示時のSafariのメニュー

これでスマホ表示からパソコン表示に切り替わります。

iPhone版Safariでのサイトのパソコン表示

スマホ表示に戻すには、「ぁあ」⇒「モバイル用Webサイトを表示」をタップします。

パソコン表示時のSafariのメニュー

iPhoneでページのURLを表示する方法

iPhoneで見ているページをWindowsで見たい場合、そのページのURLが短ければWindows側でアドレスを直打ちしてアクセスするという手もあります。

iPhoneでページのURLを表示するには、アドレスバーをタップします。

Safari

これでページのURLが表示されます。

Safariのアドレスバーをタップした後の画面

まとめ

今回は、WindowsとiPhoneでURLを共有する方法をご紹介しました。

WindowsとiPhoneでURLを共有する方法には、QRコードを読み取る、ブラウザの共有機能を使う、ブラウザの閲覧履歴を見るなどがあります。

WindowsとiPhoneで同じブラウザを利用していて、かつ同じアカウントでログインしている場合は、閲覧履歴を見る方法が簡単でおすすめです。